■CGメイキング■

ラフ〜線画着色1/着色2〜仕上げ

着色-人物-

16.一度消すよ

一部背景の色を流用するところ以外消します。


背景の色を透過させる形で影を塗ると統一感がある程度勝手に出(る気がし)ます。らくちん!
17.そう言えば色を決めてなかったよ

人物の配色決めるのを忘れてました(…)
スクリーンショットを取りPhotoshopで色のっけました。

今回はこの人がメインなわけではないので、
全体の色味に合わせた配色にします。
差し色は補色をマイルドにしたあたり(?)を使うことが多いです。
緑とオレンジの組み合わせすきです。
18.人物を塗るよ

ざっと色を置きます。
色の筆圧設定がこの辺で活躍してます。
力の入れ方をだけで境界が作れるんで楽です。
19.更に人物を塗るよ

色を置いたところを雲と同じ要領で処理していきます。
実寸です。

20.できたよ

18,19の手順をひたすら繰り返し。隙あらば背景の色を溶け込ませるようにしました。こんなもんでいいや!


塗ってる最中に形のおかしさに気付くこともままあります。今回はキャラの顎が長すぎたので途中で修正入れました^^^^^

着色-近景-

21.手前を塗るよ

手前の草っぱらと花を塗っていきます。要領はこれまでと一緒です。


ここでも手前から奥へと行くようにうねりと傾斜を付けます。うまくいきません…ウッ

メインの花はイチリンソウです(・v・)春の花はキク科系が多い印象。控えめでかわいくていいよね。

手前の地色は濃すぎたので結局消すことに…。途中で色味がおもんなくなったのでピンクを差してみます。

デキター

仕上げ
22.追加で塗っていくよ

物足りないところに影を追加したり
塗り忘れを潰して行きます。
最後の楽しみにとっておいた目を塗って
Photoshopへ移動。ハイライトを入れます。

CG的な印象が強まってしまうので効果は控えました。
が、メガネのレンズだけは譲れんよ…!!(…)
制御し易いのでスクリーンを愛用してます。

→スクリーン
加算処理に近いものです。
黒に近ければ近いほど透過率が上がり、
白に近ければ近いほど下がります。
(0.0.0→何も出ない/255.255.255→真っ白)
覆い焼きより控えめな効果が出るのでお気に入りです。
23.調整するよ

今回出力用なので何回かプリントアウトしながら
色の調整をしていきます。

調整レイヤーを使うと便利です。
この白黒丸をクリックすると調整メニューが出ます。
→は色相/彩度を選んだ例。
グループ化(調整したいレイヤーを下に置いてCtrl+G)
をするとグループ化したレイヤーにしか
影響を及ぼしません。

調整レイヤーの左側のアイコンをダブルクリックすると
いつでも何度でも調整がききます。
24.線加工するよ

線が濃すぎたのでブルーグレーにして乗算に。
それを複製して5pxほどぼかしフィルタをかけ、
黄色に塗り潰して乗算で重ねます。
塗り潰しはここにチェック入れると一発です。
左から透明部分にロック、描画にロック、
移動にロック、全ての行動にロック です。

これの色は絵全体の色味によって変わります。
大した差はありませんがまあ…気分です。

25.完成したよ

でけた!製作時間は…ええと…。下書きの段階で超グタってたので不明です(…)。出来は75点くらいか な…?
ラフ〜線画着色1/着色2〜仕上げ

ここまでお付き合いありがとうございました!
作業解像度の絵を置いておきます。でかくて重いです注意。